下書き
昔も今も、人が殺されたり死んだりする場面を見ると、興奮する人たちがいます。さらに興奮する気持ちがあって、その話題で盛り上がり、再度同じネタでまた楽しみを大きくしている人々も多くいるようです。
古代ローマのコロッセオでの奴隷剣闘士の殺し合いを見るのはローマ市民の行楽でしたし、この催しを多く主催する皇帝が次の選挙で市民から選ばれるほどでした。
現代でもテレビ映画小説などで人殺し場面をみて、ハラハラ・ドキドキ興奮して鑑賞して楽しんでいます。
ギロチンは、当時の市民は裸眼で、遠くから見えたのでしょうが、現代は血が吹き出す場面を大映しで見えるのですから、それを鑑賞して楽しんだり興奮しているわけです。
プロレス、K-1、格闘技などでも血を見たり、気絶したり、時には事故で本当に死んでしまうことも起きます。
そうした場面に出くわした鑑賞者などが、俺はあのときの会場で実際に見たんだと自慢気に話したりするわけです。
この興奮は動物的本能と直結していますので、性的興奮を覚えている人々もいます。
こうして、ギロチン鑑賞者の気持ちがどんなものかというと、今の人間と大差ないといえるのです。
私個人は、その人間の野蛮と無知を理解して、そのような人々と交流を持たないようにしていますが、知性的な人々の中に居てもヤフーの中にいるのだという恐怖心や正常心は忘れないように心がけています。
動画主さんも、是非人間を深く観察研究して頂けるよう、お願いというか、期待をしたいと思います。