文化・芸術論ノート

文化芸術論の覚え。

あるヘビーメタルグループについて2018.12.05

ミキサーが悪いのかもしれないが、ヘビーメタルは歌で聴かせるモノではないだろう、曲であり音楽だ。奏者が前面に出て、つまり歌手はもう少し（音量を）ひかえ気味にして聞かせてほしい。

ベースがんばれ。1音１音に自信を持って奏でたらいいと思う。もっと歌っていいし、語っていい。練習がんばれ。様々なグループのベース（他の演奏者も）だけ沢山（グループと奏者の）聞いたら、耳だけでも肥えるし、自分の奏で方に不満を感じ、それを自身で修正していくだろう。

結果。上手くなるし語れるし歌えるようになる。ということはヘビメタの真髄を知ることになって行くということ。

どこかの金持（か後援会のカンパで）ちがメンバーが最低生きていけるだけの援助をしてあげて欲しい。
そうすればメンバーは毎日練習できる、また必ず練習させる。
（多少でも有名になれば女はもういいだろう。フアンもいる何時でもできるだろうし、女の人数だけ移り変わっていっても本物にはならない。遊びというものも金使うだけで、使えば使うほどロクでもない道に入るだけだ。本当の遊びは音楽とその他の芸術を満喫することだ。そうしてそれらを勉強することだ。）

歌づくり曲造りの問題については。（創造とは）

現代人の心を占めているモノのうち、
１男女のことは、他の、ほぼ全部の歌手やグループや小説やetcが歌っているしやっている。君たちのグループがこのジャンルに入っても意味はなくなり、流行らないバンドということになるだけだ。

２金のことは、金そのものの金満精神と希求心は芸術とは逆方向のもの。
しかし生活に必要な金のことは歌わなければならない（貧困シングルマザーとその子供たちの貧困・自殺）。賃金が安いこと、派遣労働ことなどを歌わなければならない。

３、マスメディア問題。特に嘘ばかり、大衆心理誘導などのこと。
５、政治経済戦争平和自然破壊動物のことなど。
６、その他のこと。小説や芸能芸術学問（文化問題）
このようなことが現代人の頭の中（意識）と心理を満たしている。

満たしているといっても、満足しているということではなく、問題があるな～（不満・頭にきている）と思っているということだ。
君たちグループは２～５の問題に対して、語りかける歌・曲・演奏・ステージ・マネジメント（一言でいえば「創造」）をやらなければならない。この芸術問題に取り組んでいるモノは皆無だ。どれもこれも「お茶濁し」（お茶飲む時のお菓子。沢山の種類のお菓子という意味）ごときのモノばかりで面白くない。日本映画がその代表例（最近まともなのが出てきているようだが）。小説も売れなくなっている。

日本代表するヘビーメタルグループになってほしい。
Heavy metal is the root of power and violence.