時間よ止まれ。このさき危険。
グーグルクローム、ファイルの秘密スキャンが明るみに
スプートニク日本 2018年04月04日
グーグルが提供するブラウザー「クローム」が、OS「ウィンドウズ」が制御するコンピューターにある事実上全てのファイルを恒常的にスキャンしているとの結論に、サイバーセキュリティの専門家、ケリー・ショートリッジ氏が至ったと、米情報サイト「Motherboard」が伝えている。
ショートリッジ氏の話では、クロームは同氏のコンピューターの、「ドキュメント」を含む全てのファイルをチェックした。ショートリッジ氏は、自身が疑いもしなかったクロームの機能に当惑した。ネットユーザーらは、普及しているブラウザーの利用を拒否すると述べることで、専門家の不満を受け止めた。
このような機能は、グーグルがクローム向けの重要な更新プログラムをリリースした2017年に機能を開始した。この更新プログラムは、ウイルス対策企業「ESET」の技術を利用したコンピュータースキャン用プログラム「Cleanup Tool」。会社の代表者らは当時、アップデートによりインターネットでの活動がより安全になると約束していた。
「Motherboard」の記者らは、ファイルの恒常的なスキャンについての専門家の危惧を確認したものの、同サイトの職員らはブラウザーを時期尚早に削除しないよう、心配するユーザーに呼びかけている。グーグルクロームのジャスティン・シュフ・セキュリティ部長の話によると、チェックの唯一の目的は、コンピューター上の望ましくないソフトウェアを発見・削除することだという。
以上が記事。
自分のPCのドキュメントがどうも変だと度々感じていた。
日本でもアメリカでも、世界の問題でも、よりよくするためには問題点を知らなければならないし、知ればどのような点が問題なのか、またその問題意識が自分勝手な思い込みでないことを証明しなければならな。
少しでも良くしようと思ったら批判的文章とならざるを得ないのだ。
それらを一言で言い表すなら、「日本やアメリカを批判する」文章ということになる。
そのような批判的な世界中のドキュメント(文章ファイル)を調べたくなるのはアメリカしかいないだろう。
何しろ世界中で戦争を起し、第二次世界大戦参加以降ずーっと現在に至っても、戦争に明け暮れている国なのだ。
なぜかと言えば、アメリカ国の経済産業の主力が戦争兵器産業なのであり、その部品を作る二次産業、三次産業・・・・と続くことで、つまり戦争することで経済と産業が維持され、国民生活が成り立っている国だから、戦争をやめる訳には行かない国なのだ。
だから、ときにはアメリカの戦争政府が気に食わない国や政権があると、それを潰したり、自分たちの言うことを聞く者たちの内閣に替えるために、軍事クーデターを起こしたり、内戦を起こさせたりもしているのだ。
だから、そのような問題を批判する者たちや、勢力や運動組織のことを知りたくなるのがアメリカ戦争政府なのだろう。
ついでだから言うが。ときおり世界中の悲惨な状況に対して、悲惨な状況だけを取り上げ、ほらこんなに悲惨な、、と言ってアルミの器とスプーンをもったアフリカの幼児や子どもの写真を示して、そのような問題を起こしている原因を示さない、問題点を批判しない者がいたり、運動があったりする。
このような批判なき活動は、問題点を覆い隠すものでもあるのだろう。
だから幾らボランティア活動をしても、問題解決には結びつかない運動となるのだ。
このような運動と活動は、本来は問題点を批判する活動と、かつ救援や支援活動を同時に行うべきなのだろう。
批判活動がなければ、戦争勢力が作る悲惨な傷口のうち、擦り傷(かれらボランティアには全部治す資金も人員もないのだし、その疲弊する国全体に対応する力もないのだから)を治して、その治している一部の活動を私たちに見えせているだけだ。
実はそれ以上に、私たちに見えない影ではさらに大傷を作っている戦争大好勢力の問題のことは黙認していたり、私たちの目をそらしてもいるのだ。
ぜひこれを読む皆さんも、問題を批判する者たちを「現状不平不満者、愚痴吐き自己満足者=自分では何もしない者」「ネクラ」「後ろ向き」などなど、のように決め付けないでもらいたい。その間にアフリカの乳幼児や少年の命が消えているのでしょう。写真の中の彼らの目と瞳を忘れないでいてほしいと思うのです。
フェイスブック、8700万人のデータ流出を認める
スプートニク日本
英政治コンサルタント会社ケンブリッジ・アナリティカは最大で8700万人の個人情報をフェイスブックから集めた可能性があると、フェイスブックが発表した。フェイスブックのマイク・シュローファー最高技術責任者(CTO)は「主に米国の最大8700万人の個人情報がフェイスブックから、ケンブリッジ・アナリティカへと不適切に送られた」と述べた。
データが流出した可能性があるのは主に米国、フィリピン、インドネシア、英国、メキシコ、カナダ、インド、ブラジル、ベトナム、オーストラリアのユーザーだという。以前は、データ流用の被害者が5000万人だと報じられていた。
フェイスブックのマイク・シュローファー最高技術責任者(CTO)は「主に米国の最大8700万人の個人情報がフェイスブックから、ケンブリッジ・アナリティカへと不適切に送られた」と述べた。
ケンブリッジ・アナリティカが集めたデータは2016年米大統領選挙と英国のEU離脱(Brexit)を問う国民投票の際、世論を操作するために用いられた可能性がある。データは第3者による性格診断アプリにより集められた。フェイスブックは、4月4日から第3者アプリによるユーザーの情報へのアクセス権限を制限すると約束した。
以上が記事。
以下は私のコメント
こんなこと何度もやってるのに、参加者の個人情報記入欄は改まっていないようだ。
アメリカでは9.11以降愛国者法や外国情報監視法改正法などが決まり、暗黒政治が始まってネット監視も強まり、Google・フェイスブックなどにも協力させて、国民監視を強めているという。
ネットでの戦争や政府批判サイトやブログのリストが作られ、Google検索してもヒットしないよう、検索ワードの項目の最後に出てくるようにしているらしい。
白人警察官の黒人射殺事件も何件も起きているという。裁判では白人警察官は無罪にしているという。(*下に資料)
日本でも安倍独裁、自民党単独独裁、軍国主義化がすすめられている。ネット右翼にも資金が流され陣容も整い、安倍首相と内閣の批判や政府批判のブログとサイトへの集中的な攻撃を組織している。
ここで安倍首相を退陣させ国会を解散させないと、警察国家がはじまり数年~20年ぐらいかけて独裁的国家と進んで行くだろう。
(*資料)「公民権運動の目標達成」黒人は8%にとどまる
NHK NEWS WEB 4月5日 23時24分
アメリカで人種差別の撤廃を訴え公民権運動を率いたキング牧師が暗殺されて50年となる4日、追悼式典が開かれました。アメリカの世論調査では、公民権運動の目標がすべて、またはほとんど達成されたと考えている人の割合は黒人では8%にとどまっています。
アメリカのAP通信とシカゴ大学の全国世論調査センターがことし2月に行った調査によりますと、キング牧師が主導して白人と同等の権利を求めた公民権運動の目標がすべて、またはほとんど達成されたと考えている人の割合は、白人で35%だったのに対し、黒人では8%にとどまっています。
一方で、ほんのわずかに達成された、または全く達成できていないと考えている人の割合は、白人で17%だったのに対し、黒人では36%に上り、人種間で差別の解消についての認識に大きな差が出ています。
また、近年、アメリカでは、取り締まり中の警察官による黒人の射殺事件が相次ぎ、社会問題となっていますが、調査では、警察が黒人を平等に扱うことについて、この50年、ほとんど、もしくは全く改善されていないと答えた人の割合が、白人で39%だったのに対し、黒人では73%に上っています。
さらに、現在の人種間の関係が1年前に比べ、やや、または、かなり悪化したとする人の割合は、白人で45%だったのに対し、黒人で65%に上り、特に黒人の間で危機感が表れています。また、トランプ大統領の人種問題への対応について、支持しないと答えた人の割合は、白人で59%、黒人では91%に達していて、黒人の間でトランプ大統領への不満が極端に高くなっています。